不貞行為は与えられた方のショックの度合いが慰謝料となる 2016年11月22日 at 12:41 PM

不貞行為は与えられた方のショックの度合いが慰謝料となる

不貞行為で慰謝料請求という言葉はよく聞きますが、その不貞という行為はどんなことを指すのでしょうか。
不貞行為とは、一般的に男女間の性交などの行為のことを指します。
昔は、セックスがあったかどうかが争点になっていましたが、最近では、それがなかったとしても、基本的に婚姻関係にある男女間での暗黙の了解である関係性を破綻させるような行為が行われたこと全般を指すと言っていいでしょう。
ただし、そのこと自体が、その夫婦の関係を破綻させる要因になっていることがポイントで、もともと夫婦関係が破綻していて別居などが長く続いている状態で、どちらかが異性の存在を感じてそれを取り上げて問題にしても、なかなか認められることはありません。
信頼をしていた気持ちを裏切られたことや、2人による将来設計をしていたにも関わらずそれが壊されたという、計り知れないショックを与えられる精神的な部分を考慮したものであることとともに、その行為自体の抑止力となることを期待して設定されているのが不貞行為による慰謝料請求であると言ってもいいかもしれません。

慰謝料の請求は不貞行為がわかってから3年以内で

浮気の事実が発覚した場合、大抵は男性側に原因があることが多いので、夫に責任を取らせようと考えますが、中には、不貞行為をしていた相手も許せない!と、相手の女性からお金を請求しようと考える奥さんもおられるようです。
しかしお金を取れるかどうかは相手の状況によっても変わるようです。
まず、相手の女性は、夫が既婚であったことを知っていたかどうか。
騙して関係を持っている場合は相手の故意、過失は認められませんからお金を請求することができません。
逆にその夫はその不倫相手からもお金を請求されてしまうかもしれません。
あと、夫から十分のお金をとってしまった場合は、相手の女性からも、ということはできないようです。
また、慰謝料請求には時効というものが存在します。
時間が経つとともに腹が立ってきた、というようなことがあるかもしれませんが、基本、その事実を知ってから3年以内に請求しなければなりません。

弁護士に相談した時点でかなり時間が経っている場合は時効が完成していることもあるので、不貞行為を知ったら、なるべく3年のうちに慰謝料請求されることをおすすめします。

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